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悪徳商法の事例紹介(浄水器の訪問販売)

悪徳商法の事例紹介(浄水器の訪問販売)

よくわかるクーリングオフ無料相談

■悪徳商法の事例紹介(浄水器の訪問販売)

訪問販売の状況
1/○(○)夜22時過ぎ、呼び鈴がしつこく鳴るのとノックが激しいので出て見ると”マンションの水道についての話をしたいのでちょっと台所良いでしょうか?” というので仕方なく部屋に入れてしまいました。

アルバイトで21歳という男が”このマンションの貯水タンクが汚い可能性がある。”という内容で部屋中の水がイオン化されます。などどひととおり商品らしい説明をした後、(大家さんが何かしてくれるのだとこの時は思っていました。)
”上司がくるのでちょっと待って下さい” とその後上司が来て、前のアルバイト男が説明した内容を繰り返し更に詳しく説明をしました。

その商品はマグネット製のドーナツ状になったもの3つを水道の元栓あたりに付ける事によって、磁力により水がイオン化されるという事らしいです。またマグネットなので半永久使用ができるというのが売りだとのこと。

そして月々¥3200でこれが手に入るという話になり、でも半永久に使えるからと言って永久に¥3200払う人はいないですよね?という話の展開になり、”今回はキャンペーンという事で本来売り値が78万円のところ、原価の39万8千円でしかもローンを組むことにより5年でこの商品を買い取る事ができます。お得な話だと思いませんか?しかも今回工事費はタダです”との事。ここまで聞いて時計をみると、23時40分を回ろうとしていました。

この日は21時過ぎまで残業していた事もあり、眠くてモウロウとしていました。お得な金額でこれを計算して下さいという簡単な掛け算も出来ないくらい眠く話を聞いてられないので”彼女にもローンの話相談したいので明日結論だしちゃダメですか?”


そうすると彼は ”彼女に相談するって、金額がダメなんでしょうか?何故相談しないと決められないんですか?”とあとから思えば大きなお世話な事を色々と口走り、 ”じゃああなたを信用して買うことにしますよ”もう根負けしてしまいました。

そしてさっさとマグネットを付け確認して下さい。と言われましたがもうかなり面倒臭い状況で時計はすでに1時を回っていました。
そして”契約していただいた方に浄水器をプレゼントしています”と浄水器をさっさとセットし、そして最後に”担当は最初にきた彼が今後、○○さんの担当になりますので、長い付き合いになりますがよろしくお願いします”と帰りました。引越しする際も連絡頂ければ責任を持って引越し先までお届しますとも言っていました。

そして翌日インターネットで調べてみると、磁力により確かに赤サビが水道管内部で発生するのは防げるらしいがフィルターも無いのにイオン水になるわけがないと書いてあるHPがありそこで初めて”やられたかな?”と思いました。

■浄水器の訪問販売その2

商品名 ○○7台所システム(活水器)、シャワーヘッド

○月×日19時半ごろ、インターホンが鳴り水質検査に伺いましたとのことでしたので、水道局かな?と思いつつドアを開けたところ会社名と名前を名乗り2〜3分で終わりますのでとのことで水の検査をさせていただきますので失礼しますと言われ部屋を片付ける間、少し待っていただき入室して調べていただきました。

塩素の濃度を薬を使って調べ、この水がミネラルウォーターになる機器がありまして、今は無料のキャンペーンをしております
本当は先週まででしたが先週お留守だったお客様を対象にもう一度お声をかけております。
1日130円、シャワーヘッドを希望される方には+20円の150円で提供いたしておりますので1月4500円になります。
1日30Lで15年の処理能力がありますし、お1人だどもっと水を使う量が少ないのでもっと長く使っていただけます。
1年に1度メンテナンスにも伺いますし、引っ越しをしても全国にネットワークがあるため長く使っていただけますとの説明があり、製品を作っている会社の説明等がありお支払いは早くても1月からになりますので今から取り付けていただくとその分無料で使えてお得ですからと申込書を出され書いて下さいと言われました。
ちょうど、浄水器を取り付けようかミネラルウォーターを買ってこようか検討しようと思っていたので少しほかの製品とも検討したいと言ったところクーリングオフもできますので実際に使ってみて下さいとのことでした。
申込書を記載しているところでずっと使っていただけますが、一応リース期間は7年でその後継続できますとのことでした。
書き終えたところで今から私か担当者が取り付けに参りますとのことで、いったん外へ出て行き数分後に取り付け担当者ですと男性担当者が商品を取り付けに入室して取り付け作業をしました。
私からの商品に対する質問には詳しく答えて下さいましたがクーリングオフ後に解約できますか?と聞いたところ、引っ越しをしても使えますし、毎日使う機器ですから自分が担当してから
解約をなさった方はいらっしゃいませんと言われ、更にもう一度聞いたところ、海外などへ行かれた場合はリース期間を 据え置くことができるし、引っ越し先に浄水器がついていた場合は お風呂につけていただくこともできますが…解約もできますと言われました。
その後、商品の説明をうけてA4、4ページの案内書と先程記入した説明書を渡され、質問がないか?、何かあれば先ほどの女性の名刺の裏にフリーダイヤルがあるので電話して下さいと言われ、先程、印鑑をいただくのを忘れたのでここに押してくださいと言われ押印し、お風呂のシャワーヘッドをつけて帰られました。
帰られた後で、契約書の写しをもらってないため、解約料についてなどの詳細が分からないこと、取扱説明書がないことに気づき翌日に名刺の裏のフリーダイヤルに電話したところ、取扱説明書は希望された方にだけお渡しします。契約内容は印鑑を押した用紙にかかれていること、契約期間は7年でそれ以前に解約の場合は、残りの期間のリース料をすべて支払うこと、契約期間は1年単位で契約ができることを知りました。
自分の生活には1月4500円が高額なこと、1年以内に浄水器が不要になる可能性がたかいことからクーリングオフを実施しようと考えました。
クーリングオフをしたいとのことをお電話したところ、では、書面を送って下さい、送っていただいてから商品の引き取りについて連絡しますと言われました。
実際には、日中はほとんど家に居ないため引き取りの受け渡しが難しいので内容証明と同時に郵便小包にて着払いで返送するべきでしょうか?
商品は直接取り付けされたため梱包するものがありませんが、 汚れないように袋に入れ、傷がつかないように新聞紙とうでくるむ予定ですがその他、注意しなければならないことはありますでしょうか?
内容物は郵便局等で確認していただいた方がよろしいのでしょうか?
それともラベルに記載してもらうだけでよろしいのでしょうか?
今後のために教えていただきたいのですが、契約内容が手元に残されなかったり、内容を読んで下さいと言われなかった場合でもクーリングオフ期間を 過ぎた場合は解約料はお支払いしなければならなかったのでしょうか?

■浄水器の訪問販売その3

平成○年○月×日夜8時過ぎ頃、販売者がうちにやってきました。
インターホン越しに会話したのですが、その時は「浄水器(浄化槽?)の交換(そう聞こえた気がしました)にきました。」と言ってた気がします。実はここはよく聞き取れなかったし、よく覚えていません。
「なんですか?浄水器?」と聞き返すと「はい、浄水器の・・・」と相手は言ったと思います。
実は今のマンションは、入居した時に、玄関先に電気会社、水道会社などの書類と一緒に浄水器の説明書も入っており、申し込めば家賃と一緒に引き落としができ、カートリッジも交換時期に送られてきますよというものでした。私はその当時それほど興味なかったのでそのまま、取り付けていませんでした。(ちなみに、今確認したら、その浄水器の会社は、今回の浄水器の会社とは違う会社でした。)
なので、それ関係で何かあるのかと思い、最初少し警戒しつつも、家にあげてしまいました。
そうすると、
「今回、浄水器をお薦めしていて、とりあえず効果を一度見て頂くために来ました」
「今お使いの浄水器(私は使ってませんでしたが…)は、月に○○だと思うんですが(今から思うと、どうにかして調べたのでしょうね)、今からオススメするのは、いくらだと思いますか?」
「塩素がどれくらい水道水に入っているのか、見たことがありますか?これは必見ですよ!」
などとまあ…フレンドリーに、おもしろおかしく説明が始まったわけです。
試験薬のようなものを出してきて、水道水に数滴たらし、液はまっ黄色になり、
「この色の濃さだと、塩素はこのくらい入ってますね」と、何か表のようなものを出して説明。
また、浄水器を取り付けてまた液をたらすと、今度は全く色が出ない。
そして、もう一度水道水をカップに注ぎ、検査薬をたらして黄色にした上で、
「ちょっと、手を入れてみてください」というので入れてみると、色が消えました。
そして、お茶の葉か何かあれば出してくれと言われ、それを黄色に染まった水につけると、また色が消えました。
「どうですか?これ見てこわくないですか?」みたいなことを言ってきました。
私も少しびっくりしてしまったので(今思うとバカですが…)
「うーん、、そうですね」とか返事してしまいました。
水道水と、浄水器を通した水とを飲み比べると、確かにカルキ臭はしないし、おいしかった(と思いました、その時は)です。
そして、最初は月々3900円のレンタルという話(1日130円です!ミネラルウォーター一本くらいの値段ですよ、こっちは130円で使い放題ですよ、と言ってました…)ですすんでいたんですが、 そのうち購入することもできますという話も出てきました。
そしてお風呂用の浄水器もあるということも、自然に会話の中に組み込んできました。
そして、自分もこの会社の訪問販売を受けて、自宅に取り付けたんですよ、という話。
(その時に、ついでに仕事をしないかと持ちかけられ、この会社に入ったとのこと。)
自分の顔を見せて、
「実は自分はアトピーで、このへん(指差して)、今も少し残ってますが、この浄水器をつけて顔を洗うようになったら、かなりよくなったんですよ!」と。
そして、「この浄水器を通して出た水は、ミネラルウォーターと同じで、まあミネラルウォーターも色々ありますが、「六甲のおいしい水」に一番近いです。」
「松田聖子さんは、ミネラルウォーターで洗顔してるらしいですよ!」
phの値や、軟水だか硬水だかの説明もありましたが、そのへんはちょっとはっきり覚えていません。
そして、ある程度の説明が終わりそうなときに、私が 「まあ、使ってみて(何日間かそのまま置いていくのかと思ったので…)、いいなと思ったら買います」 というと、
「あ、でも…それはもちろんできるんですけど、そうなると電話注文という形になって、他の業者が取り付けをすることになるので、どうしても手数料みたいなものを頂くことになるので、値段が高くなっちゃいます」と言われました。
そして、「あ、そうなんですね…」と言ったあと、どういう形で、買うと言ってしまったのか、今となっては、どうしてもここだけ、はっきり覚えていません。
でも、とりあえず取り付けると言ってしまいました。
そして、「じゃあ、もう時間も遅いので、僕が取り付けをする間に、もう一人呼んで、書類作成などの話をしてもらいます」とのこと。
そして、もう一人、やってきました。
書類作成時、レンタルか購入か、購入でもローンにするのか一括にするのか、という話などをしました。
レンタルだと、いつでも契約を打ち切ることができるわけでなく、10年契約だと月々3900円、5年とかだと月々の費用が高くなり、またその年数に満たないうちに解約ということになると、撤収はしますが、残りの金額は支払っていただくことになっています、と。
10年レンタルをし続けると、購入のほうが安い仕組みになっています。この当時、たしか購入金額は26万円と言っていたと思います。
私は、ローンを組むと余計なお金を払うことになると思ったし、レンタルもどうせ解約したって全額払わないといけないんだから、一括購入が一番安いと思ってしまったのです。
そして、お風呂はどうするか?という話になりました。
私はそのときは、結構乗り気で話をしていたので、私の方から言い出したかもしれません…。
でも、やはりそうなると高額になるので、迷いました。
迷う間、色々とその方は話をしてきました。
「実は、うちはお風呂もつけてるんですけど、全然違いますよ!手触りが柔らかいっていうか…。子供が実はアトピーで、医者にかかったりもしてますが、その医者がある時に、治療も必要だけど、まず予防してやらないとダメなんだよ!!って言ってねえ…それで、お風呂も浄水器つけたんですよ」
「まあ、どっちか片方の人もやはり多いですけどね…ゆっくり考えていいですよ」
でも、とりあえずキッチンだけ取り付けて、もしあとからお風呂も取り付けたいと言ったら、金額とかどうなりますか?というと、
「そうなるとやはり電話注文ということになり、うちでなく別の業者がつけることになるので、お金がかかることになります。」
ちなみに、この会社が言っていた「別の業者」とは、「クラシアン」のことのようでした。
引っ越したりする時、どうするのか?そして、どこでも取り付けられるのか?と聞くと、
「ほとんどの蛇口に取り付け可能です。そして、引っ越す時は連絡をくれれば取り付け、取りはずしいたします。うちの会社の支社がないところなどは、クラシアンさん、知ってますか?クラシアンさんと提携しているので、全国どこでも対応できます!大丈夫ですよ。そして、通常、取り付け、取り外しにはそれぞれ一回に付き7500円かかるんですが、それぞれ一回ずつ無料でやらせてもらいます。(つまり一回目の引っ越しの時は無料ということ)。また、その他メンテナンスも、クラシアンさんと協力してやっていきますので、全国どこでも問題ありませんし、一切メンテナンスの料金は頂きません。部品の交換などで何百円とかもらうことはあるかもしれませんが…まあその程度です」
「カートリッジも、キッチンの方は十年分(一年に一回交換の計算)、お風呂の方は1本つけます。お風呂の方はまあ…2〜3年持つでしょう。」とのこと。
その、お風呂の交換時期とか、どうやってわかるんですか?と聞くと、
「あのね、使ってたらわかりますよ!全然違いますから!」との返事。
「あ、そうなんですか」と、私も納得。(あとで父親に、そんないい加減な話があるか、といわれました。)
そして、私がずっと悩んでいると、今後私の担当になるという、最初に家に入って来た子に、
「おい、今月お前の枠もう使った?残ってるか?」と聞き、その子は
「いえ、今月まだ使ってないです」との返事。そして、
「いや、実はですね、営業マンにそれぞれ、ここまで値引きできるみたいのがね、あるんですよ」 というようなことをいい、
「もし、今日お風呂も購入してくれるなら、枠も最大限使って、キッチンの方25万円、お風呂は18万円にしときます。かなり安いですよ。まあ僕はこの値段で買ったんですが、つまり社員価格です」
「あ、でも、ご近所つきあいとかありますか?」と聞かれ、いいえというと、
「いや、このマンションも何人か購入してもらってるんですけど、この値段で提供しちゃったことばれるとまずいんで…値段のことなんかはあまり言わないでくださいね」
そして、それからも迷った挙句、私は、両方購入しますと言ってしまいました。
でも、なんとなく不安になりました。そして
「大丈夫ですよね?私、だまされてませんよねえ?」と半分冗談交じりのような感じで言うと、
「だましてませんよ!何かあったら○○(私の担当者)の携帯に連絡してくださいよ、飛んできますよ!」
「あと、お客様相談室もありますから、これ携帯に登録しといてください、なにかあったらすぐ連絡してください、営業時間書いときます」
この、私の質問のあと、この人は少し怒ったというか、そういう感じでした、少し怖かったです。
そして、契約書への記入。支払いはクレジットの一括払い。
キッチンの方と、お風呂の方、なぜか支払いはそれぞれ別の会社で、と言われました。
なんでだろうと思いつつ、そのまま記入してしまいました。
クレジット会社はそれぞれ、クオークと、ファインという会社。
引き落とされる口座はどちらも同じ、私の郵便局の口座です。
取り付けは、キッチンはその時にはもう終わっていましたが、お風呂はまた後日、私の都合のいい時にということでした。でも契約書は両方○月×日の日付、今見ると設置日も両方、○月×日になっています。
クレジット会社から翌日、まずキッチンの方の支払いについて、確認の電話が入るとのこと。電話に出れる時間帯を聞かれました。
そして、最後に「会社姿勢調査」への記入。
「まあ、全て、ハイにつけていただければ…」といわれました。
一つだけ、「初めの段階で、きちんと浄水器のレンタル・販売と言ったでしょうか?」との質問に、うーん、と思いましたが、ハイに、○をつけてしまいました。既に、なんとなく威圧感を感じていたので…。
そして、○をつけたあと、
「ほら、この下の方に、「以上の10項目のうち、ひとつでもノーがあったら即座に契約取り消しいたします」と書いてあるでしょう?それくらい、責任を持ってやっているんです」と言われました。
少し、怖かったです。私が、「だまされてませんよね?」と言ったことを、この人はずっと根に持っていたようでした。
そして、クーリングオフについての説明もありましたが、
「でもですね、クーリングオフすると、うちは新品しか提供しないことになっているので、もう販売できないんですよ。まあバラして、ある程度部品はまた使える部分はあるんですけどね…でも、そういった処理をするのに、大体6万円くらいかかるんです。そのお金、どこから出ると思いますか?あなたの担当の、○○の給料から引かれるんですよ」
この言葉は、一番、ずるいな、と思いました…。
そして、契約はとりあえず終了。
お風呂の方の取り付けは、▽日の土曜、夜、私が仕事終わり次第、ということになりました。
二人が帰った時、既に12時を回っていたと思います。4時間ほど、たっていました、びっくりしました。

そして、使ってみて、最初は、いいなと思いました。思いたかった部分もあったかもといまでは思います。ただ、ほとんど誰にも言いませんでした。翌日、一人にだけ、ちょうど話している最中にクレジット会社からの連絡が入ったので、「実は、浄水器買ったんですよー」というと、その友達は、「ああ、いいですねえ、うちも毎日のようにミネラルウォーター買ってますよ」と、肯定的でした。値段を聞いても、大丈夫?とかそういうことは言われませんでした。
だからそのまま、その後は誰にも言わないままでした。
両親は、もともととても節約家で慎重な人たちなので、高額な買い物をしただけで、私を責めると思い、電話してませんでした。
そして仕事もかなり忙しい時期だったので、そのことをじっくりと考える間もなく、▽日が来て、お風呂の取り付けも終わり、その翌日にまたクレジット会社から確認の連絡が入りました。
私は、お風呂の浄水器を取り付けたあとなど、感想聞かせてくださいねと言うので、
「手触り違いますねえ」などと、メールをしてしまいました、バカです。
一つ、契約してしまった原因は、最初に訪問に来た子が警戒心を抱かせない子だったのです。
私はカナダに一年間行っていて、その話が出た時にその子が「自分も来年くらいにカナダかオーストラリアにワーキングホリデーで行きたいんですよ!」と言ったので親近感を持ってしまい、仲良くしゃべってしまいました。だから、なんとなく心の片隅で何か引っかかっている気がしたのに、情にほだされるような感じで、疑っては悪いというような気持ちもありました。まあ、契約のあとは、自分がだまされたと思いたくないというのもかなり大きかったと思いますが…。

そうしているうちにクーリングオフの期間は過ぎてしまい、年末になって仕事が休みになって実家に帰り、ゆっくりしていると、だんだん浄水器のことについて、不安が大きくなってきました。
両親と話していると、「いつか両親が私のマンションに来たら、必ずばれる」「その時、なんて言うだろう?」「これはいいものだって言っても納得しないよな…」など。
そして、それまで時間がなかったので全然業者のことも浄水器のことについても調べていませんでしたが(これもバカでした…)、ネットなどで検索してみると、私とその業者が交わした会話は「浄水器訪問販売の手口」としてのっていたものと、見事に同じでした。そして、その会社のホームページはまあ一応ありましたが、なんだかうすっぺらという感じで、値段のことも、レンタルとか販売とかのこともあまり書いてないし、とりあえず作っただけという印象を受けました。
浄水器を色々検索してみると、やはりどう見ても私の買ったものは高額です。
ああ、そうか、だまされたのか、ついに自分も…と思いました。
でも、もうクーリングオフの期間は過ぎているし、どうしようもない、腹をくくって、次はだまされないように勉強したということで43万円はあきらめるしかないかな、と思っていました。
でも、訪問販売被害の相談窓口なども色々見つけ、クーリングオフ期間が過ぎても解約できる場合もあるということも知り、どうしようか、でももっと面倒なことになるんじゃないだろうか?とも思い、とりあえず両親に、怒られるのは怖かったけど、相談しました。
両親は、「もう、クーリングオフ期間は過ぎているから、おそらくどうしようもないだろう」「裁判とかなんてことになったらお金もかかるし、契約書にサインしているから、勝てるわけないし」
確かに、その通りだなとも思いました。
でももう、浄水器、見たくないのです。とりあえず、お金戻ってこなくてもいいから、取り外しだけでもしてもらいたいんです。けどやっぱりその前に、解約して少しでもお金戻ってくる可能性があるのか、プロの方に相談してみようかと思ったのです。
他の行政書士の方のホームページなども見ましたが、私のように、水質検査みたいなものをして…というのは典型的な手口だから、あきらめるべきでないという意見もありました。
しかし、この頃は業者側も弁護士など出してくる場合もあるから、裁判でも勝てるような証拠を持っていないと、クーリングオフ期間を過ぎてしまった場合は厳しい。という意見がのっているものもあり…。 私は、このやり取りの中で、どこか決定的に向こうの不備、法的におかしいというところがあるのかがわかりません。

自分でここが主張できるかなあ、と思ったのは、契約書に「クーリングオフのお知らせ」があり、
「クーリングオフに関して不実のことを告げられて誤認し、または威迫され困惑してクーリングオフしなかったときは、改めてクーリングオフができる旨の書面を受領した日を含む8日間を経過するまではクーリングオフできる」と書いてあるので、 「クーリングオフしたら、商品がもう使えなくなるから、その処理代金6万円は、あなたの担当の給料から出るんですよ」と言われたことが、「威迫され困惑して」にならないかな?と思ったんですが。
でもその会話を録音しているわけではないし。とは思いますが。

吉田先生の判断では、どうなんでしょうか?
この、私のケースの場合、解約できる可能性は、十分にあるんでしょうか?
それとも、とても難しいですか?
また、もしも正式に依頼するとしたら、この場合、依頼料はいくらになるでしょうか。
あと、こういう手続きを行おうとした場合、向こうから嫌がらせのようなものを受けたりしないかが怖いです。会社の電話番号も書いているので、そちらに電話をかけられたりなどすると…。

われわれ行政書士は日々街の法律家として、予防法務にたずさわっております。お困りなことがありましたら、ぜひ行政書士に御相談ください。当事務所でも、オンラインで業務受任、クーリングオフ等の法務相談を行っております。お気軽にどうぞ。

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行政書士 吉田安之 監修