引っ越しをしたら車も引っ越し手続き。出張封印

引っ越しのシーズンには引っ越し業者の予約がとりにくいとか費用が上がる等ニュースが流れます。
引っ越しをすると、通常は、市役所などに転出届をだし、引っ越し先の自治体で転入届を出します。

また保険やガス、水道、ネット環境、電話などいろいろお手続きをすることになります。

この中で忘れがちなのが、自動車の引っ越しの手続きです。
自動車には車検証といってお車がどのような車なのか？所有者は、使用者は誰なのか？そしてその方はどこに住んでいるのか？などが書かれています。

この内容に変更があった場合には、１５日以内に変更の手続きをとらなければいけません。ところが自動車の手続きはガスや水道、市役所の住民票などと違い、すぐに手続きしないと困るといったものではありません。よってかなりほったらかしにされているケースが多いかと思います。

ですが、あまりほっておくと自動車税の通知などでも差支えが出るケースもでてきます。
ですから、当分乗る予定のあるお車に関しては変更登録というのですが、お引越しの手続きをした方が良いでしょう。

実際の変更登録（車のお引越し手続き）とは？

まず、引っ越し先で車庫証明をとっていきます。借りている駐車場であれば大家又は管理会社から使用承諾書をもらいます。ご自宅の場合は、自認書というものを書いてゆきます。

車庫証明の申請書、標章交付申請書、使用承諾書又は自認書、現地の所在図、配置図、住民票コピーなどをつけて駐車場を管轄する警察署へ車庫証明の申請を出してゆきます。（警視庁の管轄）

通常は東京都内ですと中２日で車庫証明が交付されます。

次に、変更登録にかかります。

こちらは住所地の管轄陸運局へ手続きを取りに行きます。もちろん平日でないとやっておりません。

ＯＣＲ１号様式
手数料納付書
住民票（３カ月以内）
車庫証明書（有効期間１カ月）
車検証（原本）

などをもっていきます。ＯＣＲ様式や納付書などは陸運局においてあります。

東京都内の場合は、管轄が変更になり（例えば新宿区在住で練馬ナンバーだったのが、小平市に引っ越して多摩ナンバーになる）などの場合は車の持ち込みが必須で、その場でナンバーを交付してもらい、取り付け、封印作業をすることになります。

ちなみに封印は車の後部ナンバーの左側につけて改造などを防止するアルミ製のふたのことをいいます。

なので、平日に、陸運局へ、マイカーを持ち込まなければできないということになります。
これはなかなかサラリーマンには厳しい条件です。

出張封印とは？

平日に陸運局へマイカーを持ち込まなければいけないという条件はなかなか厳しいですが、それをしなくてもよい制度があります。

それが出張封印という制度になります。甲、乙、丙、丁種の封印種別があり、行政書士は丁種の封印作業者となります。
東京都行政書士会の場合は、必須の研修を受け、考査に合格し、なおかつ出張封印付与の行政書士保険に加入している必要があります。

新車の売買やＪＵ加盟店での中古車売買などはできませんが、いわゆるオークションでの個人売買、親族間の贈与によるもの、引っ越しなどによるナンバー変更、希望ナンバーやオリンピック、ご当地ナンバーなど番号を変えたい、ナンバーが盗難された、破損したなどの手続きはできるようになっております。

行政書士によるお車の引越し手続きの代行は、既述の車庫証明の取得代行から始まり、陸運局での変更登録手続きの代行、希望ナンバーの申込手続きの代行、自動車税の申告なども全て一括でお任せすることができます。

さらに、平日に、陸運局へ、マイカーを持ち込む必要もなく、休日に、ご自宅にて、出張封印をして簡単にナンバープレートを変えることができます。

ですから、お車のお引越しの手続きは、出張封印ができる行政書士にご依頼いただくと簡単迅速に行うことができます。

変更登録などについては、こちらで詳しく説明もしております。

なお出張封印は、車庫証明、自動車登録手続きなどをセットでお申込みいただくとセット割引もございます。
詳しくは、お車のお引越し無料お見積もりでお問い合わせください。