マッチングアプリの危険性
日々クーリングオフの相談に乗っていると、マッチングアプリや出会い系サイトなどで知り合ったことをきっかけに被害に遭われてしまう方が増えていると感じます。
そこでマッチングアプリの危険性について述べていきます。
マッチングアプリとは?
マッチングアプリとは、出会いを求める男女を結びつけるアプリのことを指します。年齢や身長、学歴、職業などいろんなフィルターをもとに相手を探すことが出来るようになっています。
ネット上で簡単にいろんな方と出会えるようになっているので、最近非常に利用者が若者に増えているサービスと言えます。
若者の意識として、ネット上から知り合った方に恐怖感を感じるかどうか?ということがありますが、昨今の情報化社会の中で育ってきた方には抵抗感が低い方が多いように思われます。
マッチングアプリからの悪質商法の手口
主にマッチングアプリで多く見受けられる商法はこれらになります。
- マルチ商法などの連鎖販売取引
- デート商法などのアポイントメントセールス
- 情報商材、ビジネスコンサルティングなどのアポイントメントセールス
- 投資ソフトなどの利益を得る商材販売
- ダイビングスクールなどへの勧誘
- 投資マンションなどの不動産営業
いずれも、異性の魅力を利用して、外であったり、LINEアカウントを取り交わしてLINE電話などで勧誘をかけていくということになります。
最近の主流のやり口は、知り合った方(以下サクラAとする。)と飲む約束などをし実際に食事をする。
そこに、友人(先輩)など騙る人が近くにいるから合流してよいか?など自然に持ち掛ける。
当然合流いいよねと持ち掛けるので、その場に合流してくる。
話の流れで今いい話があるんだということになる。するとサクラAが私も興味ある。ねえ一緒に話を聞きに行こうよなど誘う。自分だけではいかないかもしれないが、サクラAという方も行こうと誘うのでついつい参加を承諾する。
もちろんこの時にサクラAに対する異性の興味もあり、断りにくい気持ちになっている。
後日、約束をして友人の事務所に出向くと、その場でこれやると儲かる、今だけしかできない、先にやったもの勝ちの世界だなどもうけ話をこれでもかと聞かされる。
サクラAはもちろんサクラなので、すごい話だ、今やらないでいつやるのか?目のうろこが落ちた、私絶対にやるなど先に契約をしてゆく。これをみて、サクラちゃんもやるんだから君もぜひ参加しなよなどもちかけてくる。
それで流されて契約まで至ってしまう。
マッチングアプリで被害にあったら
実際に話を伺うと、LINEアカウントしか知らないなどが良くあります。連絡先が分らないと動きようがありません。
必ず契約するようなことになったらば、契約書に相手の住所が書いてあるか?なんという会社か?電話番号などあるのか?など事前に見ること。なければ必ず聞くこと。
相手の特定が何より肝心です。
また消費者金融などで借りさせて払わせることも多々あります。その際にレジャーの為と言って借りるようになど実際の目的と違うことを審査で言うように指示します。(これももちろん不正行為)
このようなことがあったら、絶対に正しいことをいって審査落ちするようにしてください。(競馬投資ソフトを買ってその種銭にします。ギャンブルで当たったら返しますなど言ったらまず審査は落ちるでしょう。)
契約書などは必ずもらいましょう。交付されない場合は、写真を撮ってください。
クレジットカードなどで払った場合は、直ちにカード会社に支払いを停止するように書類などを送付して手続きをしてゆきましょう。
最後に
マッチングアプリなどは確かに見知らぬ男女が出会うということからすると、非常に利便性の高いものです。
しかし、それを悪用して、あなたをだまそうとする悪徳業者も多数いるということです。
何かしら、金儲けの話などしてきたら=悪徳商法だと思ってください。
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