一部、マルチ商法や内職商法で20日間などの特別に長い日数設定のものもありますが、大方は8日間となっています。
では、なぜ1週間とか比較的なじみの良い日数ではなくて8日間という数字になったのでしょうか?
過去においては、クーリングオフの期間はもっと短いときもありました。制度の発足当初は社会に与える影響などもあり
短めの日数からスタートさせて様子を見ようということだったと思われます。
しかし、この短い日数では、消費者保護といった効果が十分に出なかったために現在の8日間という数字に落ち着きました。
この理由は、8日間に設定すれば、通常はどこかで休日などの休みがはいってくるはずだ。その時に冷静に考えて解約へ向けて動こうとできるのではないか?
例えば、月曜日の1日に契約をしたとする。もし7日間の一週間だと日曜日の7日に終了してしまう。となると毎週月曜日にお休みの方だと休みが間に入らない。ですが、8日間とすれば、翌週の休みの月曜日に対応することも可能ではないか?
という理由からだと言われています。
確かに、8日間とするには合理的な理由といえるかと思います。
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