50音で学ぼう!悪徳商法「い」

50音で学ぼう!悪徳商法「い」

さて本日は、「い」にまつわるものについて書いてゆきたいと思います。

本日の「い」は「インターネットオークション」についてです。

現在インターネットオークションは非常に大きな市場規模となっており2021年で9700億円程となっています。

つまりそれだけ多くの方が日常的に利用するものとなっています。

インターネットオークションとは?

一般的にインターネットオークションの仕組みは、オークションの運営者がいてそこに売り手側が登録して商品をだす。そこに出ている商品やサービスを買い手側の消費者が見て購入をするといった個人売買の場を設けているというものになります。

ただ個人売買に限らず、会社の業としてこのオークション会場を利用するということや個人売買としても既に業としてみれるだけの転売ヤーと言われるような方も出ています。

法的に見ると、オークション会場において通信販売で購入をするということになります。ただ通信販売業としての規制を受けるには、ある程度の業務性、利益面、継続性、反復性、高額な契約かどうかなどいくつも見るべき点はあるので、1回だけ商品を出品したということですぐに通信販売業としてのきせいがかかるということではありません。

インターネットオークションのトラブルとは?

知らない人から実際に手にしてもない商品を、写真やコメントを信用して購入するというのが通信販売の現実ではあります。

ですから、実際に届いたらイメージと違った、違うものが届いた、サイズが違うなどいろんなトラブルの種はあります。

オークション経営者側では、実際に届くまでは評価はしないようになどの注意をしていますが、実際にトラブルになった場合は原則は当事者間での解決しかないということになっています。

なので、過去の取引に関する評価などで相手を事前に調査するということも自己防衛手段として必要なことになってきますね。

インターネットオークションとクーリングオフ

さてクーリングオフの対象になるのでしょうか?

インターネットオークションにはクーリングオフの規制がありません。

よって、簡単に無条件解除ということにはなりません。

購入はボタンをポチるだけで簡単ではありますが、もしトラブルに巻き込まれたらその解決は厄介なものとなってきます。

オークション経営者には、エスクローサービスといって一定の保証をつけたらトラブルになった場合の補償をしますよといったサービスをつけているところもあるのですが、有料であったりするのでなかなか浸透はしておりません。

インターネットオークションでトラブルにあったら?

不幸にもトラブルにあったらどうするのか?

まずは先方にメッセージしてやり取りをすることになります。しかしこれは相手があることなので上手くいくこともいかないこともあるでしょう。

返品解約が出来なかった場合はどうすればよいのでしょう。

例えばサイズ違いで着れなかったので洋服を返品したいとお願いしたが断られてしまったという場合などはそれ以上の交渉を続けても平行線になってしまいます。

こういった場合は、オークションで出品して少しでも回収をはかるといった方法はとれるでしょう。

買い手にも売り手にもなれるのがインターネットオークションの利点でもあります。

次回は「う」について書いていきたいと思います。




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大手テレビマスコミからも取材多数のクーリングオフ代行NO.1事務所。その実力は?




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