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消費者庁が、携帯電話の契約にもクーリングオフ制度を設ける方向性で動いていることがニュースになりました。
実は携帯電話の契約に関しては今までは電気通信事業法などにも規定がなく、店舗で契約をした場合はクーリングオフなどの対象ではありませんでした。
ただ、契約後に思ったより通信速度が出なかったとか操作方法が難しくて使えないとかいろんな理由によって解約したいという方が多かったことは事実です。
私の事務所にもかなりの方からなんとかクーリングオフできないのか？などの問い合わせもありました。
現時点では、クーリングオフは8日間を検討しているとのことです。
これが施行されたら消費者保護は図れるとは思いますが解除までの通信代金、通話代金などの費用はどうするのか？機種に損害を与えた場合はどうなのか？など検討材料も多いかと思います。
制度を悪用するといった懸念もでてくるかもしれませんので。
また業界にも大きな影響が出るものとなるので慎重な構築が必要かと思います。
記事：行政書士吉田安之
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