消費者庁のメールマガジンの情報がでました。特に高齢者の方等に注意を促したいのでここで紹介いたします。 ____________________________
今度はシリア!?まだ続く外国通貨取引の劇場型勧誘トラブル ____________________________
A社から「シリアポンドのパンフレットがB社から届いていないか」と電話があり、「シリアは石油等の埋蔵が確認されており将来発展する国だ。通貨価値も必ず上がる。パンフレットが届いた人しか買えないので、当社の代わりにシリアポンドを買って欲しい。高値で買い取る」と言われた。パンフレットには「1000シリアポンド紙幣15万円」とあったので、買い取ってもらえるなら、とB社から5枚購入した。購入後、A社に買い取って欲しいと電話すると「もっと買ってもらわないと買い取れない」と言われ、さらに1枚追加した。送られた紙幣を見た娘から「だまされているのでは」と言われ不審に思った。返金してほしい。(70歳代 女性)===================================<ひとこと助言>☆パンフレットを送ってきた業者とは別の業者から「外国通貨を、高値で買い 取るので代理で買ってほしい」と持ちかけられる外国通貨取引に関する相談 が後を絶ちません。☆過去に紹介したイラクやスーダン等の事例のように、国内での両替が困難な 外国通貨を、為替レートをはるかに上回る金額で購入させる手口です。最近 では、事例の他にもコンゴ、イエメン、ウズベキスタン等の通貨で同様のケ ースがあります。☆実際に買い取ってもらえることはまずありません。お金を支払ってしまうと 業者と連絡が取れなくなるなどして、取り戻すのは極めて困難です。☆おかしいと感じたら、支払う前にお住まいの自治体の消費生活センター等に ご相談ください。
イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページhttp://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen144.html ※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。__________________________________本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。
詳細は、「次々出てくる換金困難な外国通貨の取引トラブル!-新たにコンゴ、シリア、イエメン、ウズベキスタンの通貨が…-」http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120921_1.html
●全国の消費生活センター等の相談窓口http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
Comments