丁種出張封印の流れ
行政書士会で丁種の出張封印代行者になっておりますので、保険をかけて研修を受講し、考査を通った行政書士は出張封印といって陸運局にお客様の車両を持ち込みせずに封印を外で行うことができます。
この流れはどのようなものかを備忘録的に記載します。
1)お客様からの依頼で出張封印が可能かどうかの確認
新車販売やJU関係の中古車などではできないので、まずはどういった内容でナンバーなどを付けるのか?変えるのかの確認を行います。
また管轄が、東京都、神奈川県、埼玉県でないとできませんので、どこの場所か?なども確認を行います。
2)必要書類の収集
普通車の場合は、転居等でナンバーの管轄が変わることがあります。よって管轄が変わるような場合は事前に車庫証明を取らなければいけないケースがあります。
また住民票など書類の収集もでてきます。この辺りは依頼者かこちらで行うのかなど聞いておく必要があります。
また車検証を登録前に預かるのですが、この預かった時から登録後封印を終えるまでは車検証が手元にない為にお客様の車両の運行は出来ないことになります。
この時に車検証のコピーを取っておかないと後で陸運局に出してしまうのでとっておきます。
3)陸運局へ
通常の申請に関する書類のほかに、丁種封印受領証2通、出張封印確認書2通を作成します。これ東京、神奈川埼玉と各地域ごとに違うので使い分けをします。
通常の登録のように陸運を回ります。手数料納付書、OCR1号、シールを再発行の場合はOCR3号などで変更登録などを。
多摩陸運はここで封印を渡されます。
次に税務関係の申告。
ナンバープレートの受領。ねじはここでもらいます。
4)実際の取り付け
お客さまとアポイントをとり、出向く。打刻位置ハンドブックなどで打刻位置を調べておくこと。まずは打刻を調べて写真をとり、車検証とあっているかの確認を行う。基本的に取り外しやナンバーの取り付けはお客様自身にやっていただく。
ナンバーを取り付けたのを確認したら、封印を行う。
外したナンバープレートと出張封印確認書を速やかにナンバーセンターに提出する。(登録日を含めて15日以内に)
封印取付台帳に記入し、新旧車検証のコピーと共に2年間保存。車台番号の画像データも共に保存しておく。
5)定期報告
毎月封印取付報告書を作成して、丁種封印受領証副本とともにFAX又はメールで報告をする。
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