福岡市中央区渡辺通3―10―24レジディア天神南1203 株式会社primoの経営者久保亮倫(あきのり)容疑者(32)大阪府八尾市、早川智章(24)広島市中区、別の会社役員の稲栄祥訓(いなえしょうくん、24)大阪市西区、と吉川将史(25)福岡市東区、自営業の江俣芙由華(ふゆか、24)同市中央区男女5人らが起業講座をかたり、実体のないマルチ商法に勧誘行為を行っていたということで逮捕されました。
起業家育成プログラム受講プロフェッショナルコースという商材を販売し契約金額も金1,296,000円と高額なものでした。
327名を契約させて2億1600万円を集めたと公表されております。
彼らはSNSなどで集客を行い、起業スキルやコンサルを行うなどで営業所などに契約目的をかくして呼び出して、上記の高額な契約をさせていました。
このような手法は、アポイントメントセールスとして明確に禁止されている違法勧誘行為となります。
また、新たな被害者を連れていくとマージンをだすなどマルチ的な仕組みも行っていたようです。
最近は、このプリモに限らず、SNSで起業コンサル、眠っても金が稼げるなど金儲けのスキルを教えるなどで客を誘引し、呼び出して高額な契約をさせるという手口が横行しております。
この手の業者は、当日に消費者金融で借りさせてまで現金支払いを早急に求めてくる事例が多く、なかなか返金が容易でないケースも目立ちます。
SNSなどでの金儲けネタ、起業コンサル、社員募集などの甘い言葉にひっかからないようにしてください。
これらはことごとくこのような逮捕されうるものでしかありません。
クーリングオフ妨害行為を行ったり、クーリングオフの記載すらない違法契約書しか使わないところ。会社名を常に転々と変更するところ。会社組織でもなく任意団体名しか書かないようなインチキなところなど多数の悪質業者がうごめいています。
最近最も注意が必要なジャンルの悪質商法と思われます。
著者:特定行政書士吉田安之
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