マルチ商法の怖さとは一体なんでしょうか?
マルチ商法は、法律上は連鎖販売取引と言いまして俗称ではネットワークビジネスとかMLM(マルチレベルマーケティング)などと呼ばれることもあります。
ただ、呼び名は違いますが全て同じことを言っております。
若者が被害に遭うことが多いのですが金銭的な被害額は、将来を考えればそう気にすることはないと思います。
マンション商法などのように数千万などの借金を負ってしまう等の悲惨なことにはなりません。
せいぜい与信能力も低いので100万もいけばいいところです。
ですから金銭的な被害は他の商法と比較してもそう大きいとは言えません。(といっても数10万でも多額ですが)
マルチの怖さは、マルチをやる上で友人や知人を誘うことになります。
そのことで知らずに友人知人をマルチに引き込むわけです。
そのような友人知人があとからどう考えるでしょうか?
信じていたのにあいつにマルチに引き込まれたあいつは信用ならない。マルチに売りやがったなど、人間的な関係にひびが入ってきます。
この日々を修復することは容易ではありません。
損したお金は将来きちんと働いて稼げば戻ります。
しかし友人などの縁はそう簡単には戻りません。
プライスレスなものを壊すことが一番怖いということなのです。
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