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海外先物取引のクーリングオフ
海外先物取引お客殺しの手口

このページでは海外先物取引お客殺しの手口ご紹介します。

海外先物取引お客殺しのパターンとは?

<第1段階〜買い注文>

海外先物取引の建玉は通常は「買い注文」から入ることが多く見受けられます 。
実は 先物取引は株で例えればカラ買い、カラ売りなどようなものに似ているので「売り」から入ることもできるのですが,普通先物取引システムもよく理解できていない一般のの顧客は(実際に)物を持っていないのに「売り注文」から入ることには考え方を理解することが出来ず、抵抗があるためまず「買い」から勧めるほうが勧めやすいのだと思います。「必ずこの銘柄は騰がりますから,今が買いです。」というセールストークは全くわからない素人にも信用させる力があるでしょう。
<第2段階〜建玉を増やす>

騰がる騰がらないの情報や根拠は嘘でもいいからとにかく勧める買い注文をいれて何枚か買わせます。
そして 本当に値が騰がった場合は,次々にまた勧誘をして,建玉(取引単位)を1枚、2枚、3枚と増やしていきます。
儲かった利益金は,顧客を信用させるため一部を返すこともあったりしますが,大抵のケースは大げさにここがチャンスですなどの言葉で儲けたいという射幸心をあおりたてては顧客をうまく言いくるめて,利益金を次の建玉のための新たな投資資金(証拠金)にするように勧めていきます。ですから実際に儲かっていても手元に金が来る事はなく、ただ数字上儲かっているというだけになります。

<第3段階〜両建て>

もし仮に買い注文から入って値が下がった場合には,顧客が損が出ているので取引をやめたいので手仕舞いをしたいと申し出ることになります。
ところが大抵の業者は ,今やめたら大損だ,頑張れば絶対取り返せる、実は今これこれこんな情報があってこちらをやれば絶対に取り返せます。などといって,なかなか応じてくれません。
それどころか損を取り返すのにこれが必要だなどと言って大抵は「両建て」を勧めてきます。
「両建て」とは,売りと買いの両方の取引を一緒にすることで,業者は「リスクヘッジのため」「損を拡大しないため」「保険をかけるため」などともっともらしい理由を付けて両建てを勧めるのですが,実際には取引枚数が倍になって業者の儲けである売買手数料がかさむだけで,顧客にとっては全く合理性のない取引になります。業者のみ倍の手数料で儲かるということになります。
<第4段階〜更なる取引と追加投資>

両建てなど行ったり、建玉が契約を続けているとかなり取引が拡大してきます。それにしたがって先物業者の手数料収入もどんどん増えて益々儲かることになります。
ところが儲かっている部分の取引を仕切ってしまうと顧客へ実際の儲けをお金で支払う必要がでてしまいます。
ですがこんな事をしますと業者から金がでていくので避けなければいけません。そこで 利益の出ている方の取引を盛んに仕切り,そちらは取引枚数を増やして次なる投資をさせて手数料を稼ぎます。
その 一方で,損が出ている方の取引はそのまま放置しておきます。儲かっていようが赤字だろうが様々な理由を付けて顧客に多額の追加投資を迫り、取引を 限界まで引き伸ばします。

<最終段階>

このようにして,利益の出ている方で売買を繰り返し,顧客に生じていたすべての利益を業者の稼ぎである手数料に替えることにいそしみます。最終的に成功したら業者は顧客に利益を返す必要はなくなるわけです。
それから 今度は残った損の出ている建玉を処分し「損切り」していきます。
ここでマイナスになっている建玉 全部を決済すれば,顧客から預かっていた利益は業者の手数料に化け、預かっていた委託基本証拠金は損が出ているわけですからゼロから大抵の場合はマイナスになり,業者から顧客に返さなければならないお金はなくなることになります。

<結末>

このようにして,計算上儲かったはずのお金は売買を繰り返されて業者の手数料に変わって業者の儲けとなり、委託証拠金はマイナスになった部分によって取り上げられもしくはさらに支払うことになり最終的には顧客の持っている限界のお金が業者に絞りつくされたということになります。
そして顧客に残るのはマイナスのお金のみということになります。

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