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海外先物取引のクーリングオフについて

海外先物取引のクーリングオフについて

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このページでは海外先物取引クーリングオフについてご説明します。

海外先物取引とは?

先物取引は将来一定の時期に商品を受け渡しすることを約束して、その価格を現時点で決める取引です。
本来は企業等がリスクヘッジで利用したり、商品等の公正な価格形成に必要な取引です。
先物取引には、海外先物取引、国内先物取引があり、取引市場によって分けられ、それぞれ法律で規制されています。
なお、海外先物取引ではクーリングオフ(14日間)が認められていますが、国内先物取引についてはクーリングオフが認められていませんので注意が必要です。
とにかくシロウトが簡単に手を出せるようなシロモノではありません。
海外先物取引には非常に高度なリスクと知識が必要です。
金を借りてまでやるなどは狂気の沙汰としかいえないでしょう。

  1. 「先物取引」は「殆ど儲かることはありません」
      利益が出るのもてこの原理でデカイですが損をするときも大きいのです。ギャンブルを続ければいつかは負けるように先物は非常に投機的な取引です。また、手数料が非常に高いため、利益をはるかに上回る手数料が損になる可能性は大です。
  2. 説明を受けたからと言って、契約する義務はありません。
      先物取引の契約をするかしないかは、自分自身が判断することです。業者によっては事前に説明したのだからいまさら断るとは何事だ。これは会社として責任問題とせざるを得ない。法的に弁護士をいれて訴えるからななど脅す業者も目立ちます。契約する義務はありません。
  3. きっぱりと断ることです。
      あいまいな返事は避け、毅然とした態度で断りましょう。「裁判にする」等というのは脅し文句です!とにかくきっぱりとNOと言いましょう。
  4. 「もう取引が始まっているので解約できません」?
      本人の指示なくして売買注文などは行えません。勝手にやる行為は禁止されています。又海外先物取引には14日間の留保期間がありこの期間内には一切の売買注文は受けてはいけません。

事務所に入る典型的海外先物被害の手口紹介

 ※これは悪質な海外先物取引業者の事例であり全ての業者がこのようなことをしているということではありません。但し似たような勧誘を受けていたとしたら疑ったほうが良いでしょう。

ある日いきなり電話がかかってくる。
「金融関係(財テク)のお話なのですが話だけでも聞いていただけないでしょうか?」と何回も何回も執拗に職場に電話をかけてくる。
もしくは「最近この地域の担当になりましてお話だけ挨拶程度に伺って良いでしょうか」など言います。
中には「話すら聞かないで良いも悪いも解らないではないか?聞く前から怪しいなど会社を侮辱するのですか?其方がその気ならばこっちも会社として法的措置を考えますよ。」などの言葉で強引な電話アポイントをとる連中もいる。

アポイントを取られたので仕方なく実際に会う。
これは通常駅前で待ち合わせたり事業所外で会うケースが目立ちます。
この手の業者は地方にも頻繁に出張しますので地方の方も集中的にその地域で勧誘電話をかけられて何人もの営業マンが現地に乗り込み短期日で契約をあげることも多いですね。

会った後、喫茶店にいったり、地方の方ですとその方のマイカー内などで話すことが多い。
とにかく儲かりますとか、いまやれば絶対に大丈夫とか本来法定で禁止されるような利益が確実かのような話をさんざんします。
儲かる話のみでそんな話はしないか形式的にさらっと話すのみです。
危険な投機取引であることなど絶対に話しません。

それでもやはりお金が無いとか断ったりしますと今度は恫喝を始めます。
「断るつもりなら初めから断れば良いではないか」「ここまで来るのもタダじゃない。これは明確な損害を会社に与えている。会社から裁判して損害賠償をとりますよ。そうなったら100万どころの話ではない。そんないい加減な気持ちで呼んだのか?私も冷静に話したいがそっちがその気ならばこっちもでるとこでますよ」などいってすごむことが多いようです。理由はデタラメですが実際の被害者に聞くと本当に怖い思いをしたと誰もが相談口で述べています。

そしてまた勧誘のおいしい話に戻ります。

これを通常は5、6時間は平気で行います。ようは契約するまで逃げられません。
中には豪雪地帯の方で車を脇の雪壁に寄せられてドアを開けられないようにされて契約したなどの事例もあります。
日付が変わることなども相談をうけているとざらにありますが、日付が変わっても営業マンは前日の日付で契約書を書かせることが殆どです。
これはクーリングオフ14日を少しでも縮めたいからですね。
とにかく長時間の勧誘は当たり前のようにやります。
また営業マンだけではなく上司に電話すると上司に電話して指示をうけながら勧誘したりすることも多いですね。
またこの上司が散々脅すなどの話も入っています。

契約後すぐにお金を払えと要求してきます。
仮にこの手の会社に多いシカゴ大豆を例に取るとこれは1枚50万円ですから最低50万円。通常2枚程度勧誘を受けることが多いので100万円が要求されます。

お金があれば翌日などに(これは勧誘が深夜に及び銀行が閉まるため)再度待ち合わせを行いその場で営業マンが同行の上で引き落としをさせられたり、消費者金融などで借金をさせられてその場で払わされることが殆どです。
通常この時に仮預り証などをもらいます。
払わない場合は銀行振り込みですが、払うまでそれこそ毎日でも電話がかかってきます。

その後は数日おきに連絡を入れるように指示されたりもしくは相手からかかってきます。
この電話でどこかに相談をしていないのか?解約の動きはないのかと常に様子を伺ってもし解約したいなど一言でも電話で告げたらまた脅しにかかるわけです。
それでクーリングオフの14日を過ぎましたらば、取引を早速始めて相場が下がった、追加証拠金を50万出してくれ、100万出してくれ、両建てをしましょう、そうでないと厳しい、持ち直す為にあと100万出して欲しいこれで今までの損も取り返せるなど言って、何も知らない消費者を次々と先物地獄の泥沼にはめ込んでいくわけです。

このような海外先物取引、知識も無いのにやりますか?

さらに悪質な手口を知りたい方は「海外先物の悪質な手口」へ

海外先物取引のクーリングオフ解約とは?

 

海外先物のクーリングオフはいわゆる普通のクーリングオフとは性格が微妙に変わります。
法律上は

(顧客の売買指示についての制限)第8条 海外商品取引業者は、海外先物契約を締結した日から14日を経過した日以後でなければ、当該海外先物契約に基づく顧客の売買指示を受けてはならない。ただし、海外商品取引業者の事業所においてした顧客の売買指示については、この限りでない。2 前項の規定に違反して受けた顧客の売買指示に基づいて海外商品取引業者がした売付け若しくは買付け又はその注文は、当該海外商品取引業者の計算によつてしたものとみなす。

とされており、契約解除とかの書き方ではありません。
言い方を変えると売買指示を受けてはいけない待機期間(頭を冷やしてこの間にじっくり考えてという根本の内容は一緒でしょう。)と言えます。
では何故海外先物もクーリングオフと言われるのでしょうか?
これは海外先物の契約は委託契約なのでいつでも解除をすることができます。
つまり、待機している期間に解約すれば、一切の売買も出来ませんしやってもいませんし元の海外先物委託契約も解除できるので効果が無条件解約である「クーリングオフ」とほぼ変わらないと言うことになるからなのです。少々ややこしいですが無条件解約は出来るのだと思っていただければよろしいかと思います。



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