平成23年1月18日,広島県は,訪問販売により「寝具の清掃,修繕及び改良の役務提供並びにその他寝具の販売」を行っていた事業者の有限会社ライフアルファに対し,特定商取引に関する法律(以下「法律」という。)に基づき,「訪問販売業務」の「業務停止命令」を行いました
主な違反内容はこのようなものです。
違反内容
(1)訪問に先立った電話勧誘において,会社名,勧誘目的等を明らかにしていなかった。
(2)電話勧誘の際,契約を締結しない旨の意思表示をしているにもかかわらず,消費者宅に従業員を派遣し勧誘を行っていた。
(3)医療用具としての承認を受けていないにもかかわらず,医療効果があるかのように,商品の効能に事実と異なることを告げ,販売行為を行っていた。
(4)契約締結に当たり,統一価格がないにもかかわらず,消費者に対して値引きした有利な価格による取引であるかのように告げる行為を行っていた。
(5)自社に羽毛製品の製造工場は存在せず,また,消費者が所有する羽毛製品の販売店と取引がないにもかかわらず,羽毛製品の統括工場として顧客を管理し,保管方法をアドバイスしているなどと,事実と異なることを告げていた。
(6)契約締結を拒む消費者に対して,同じような説明を繰り返し,根負させて契約を締結させるなど,迷惑を覚えさせるような仕方での勧誘を行っていた。
ふとんなどの訪問販売は、未だに根強く続いているものになっています。契約経緯に問題があれば契約解除できるケースもありますので、自分の契約がどうだったのか?確認してみてください。
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