投資マンション業者の苦情は頻繁に入ってきます。
具体的な社名をブログでダイレクトに公表することは差し支えがあるので控えますが、強引な契約を求められている方は個別的に相談を頂ければ、知っている会社情報についてはお教えいたします。
この手の業者のブラックなところは、夜の9時から朝の8時などの時間帯でも構わず勧誘行為を継続するところです。
また営業マンだけではなくて、本社にも余裕で人が残っています。契約取るまで帰ってくるななど恫喝されているのですね。
昔の事例ですが、自宅の前に営業マンが来てしまって延々とドアのチャイムを鳴らしまくってでろでろと騒いで困っているなどの事例がありました。
この時は、私から相手の営業マンに電話してこれ以上継続すると即行政指導の手続きと警察を呼ぶと連絡してこれ以上の勧誘行為を拒否する連絡をとりました。
すると本社の上司から私に連絡があって、本当に私の事務所が関与しているのかの確認をとったあとに苦情を正規にあげることは勘弁してくれ、すぐに営業マンは引き揚げさせると連絡がありました。
これも夜の11時ころの話です。
また依頼者から、詳細に契約の際の事情等を伺うと、会社帰りの夜7時から明け方までファミレスで話をさせられたので根負けして契約をしたなどの事例も多々あります。断るとそれじゃあ裁判でけりつけようか?など恫喝されたなども多くあるものです。
さらに、自分で解除の電話を行ったら会社に張り込まれて出てくるところを2,3名で拉致されて今一度説得させられたなどの事例も受けたことがあります。
とにかく、契約する際に、少しでも疑問に感じたら解除へ向けて動くこと。
その際は解除妨害や嫌がらせなどを防ぐために専門家の関与を検討することも踏まえて下さい。
なお、当事務所が関与してもなお連絡が継続した会社は、即日行政指導の申立てを行い、関係団体(不動産協会)などの加盟員であれば団体へも即日苦情を上げます。ひどい場合は告発も辞さないということですしそのような書面作成はすべて依頼費用に込みとなっています。
幸いにそのような対処をとらざるをえなかった事例は非常にまれではありますがここまでやらないとブラックな営業が続くケース等も中にはあるわけです。
非常に深い問題がある業界だということはできるでしょう。
投資マンションのクーリングオフ などのご相談はお気軽にどうぞ。
著者:行政書士吉田安之
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