よくマルチ商法は合法ですか?違法ですか?と聞かれます。
こう聞かれると、合法ですよとしか返答はできません。
ねずみ講と誤解される方も多いのですがねずみ講とマルチは似て異なるものです。
ねずみ講は完全に違法行為ですし、マルチは合法ではあります。
ではなぜ全国の消費者センターや国民生活センター法律専門家などがマルチはやらないほうが良い悪質商法だとの認識を持っているのでしょうか?
それは、マルチ商法は規制業種ですから当然守るべきルールがあります。
これらは特定商取引法の連鎖販売取引の項目で規定をされますがマルチをやる方で、このような規定があるということを知らないで行う方が多いということ。
また上位の勧誘者のいうがままに行った勧誘手法が実は違法であるということも多いということ。
良くある違法手法は
勧誘目的を告げずに呼び出す儲かると断定的に利益を伝える。不利益な事実をわざと告げない。マルチ商法ではないと事実と異なることを告げる。クーリングオフ行使を説得して妨害する。契約書を渡さない。などがありますが、これらはすべて違法となります。
マルチの規制は、全国の道路の速度制限が1キロでかかっている位に厳しいものです。
全て守ってやっているということは私には信じがたいというくらいキツイルールがあるということですね。
よって規制違反する方がほとんどだからやるものではないと消費者問題の専門家は口をそろえて言っているということです。
クーリングオフなどのご相談は気軽にお寄せ下さい。クーリングオフ行政書士事務所 まで
Comments