とっても便利な通信販売。
皆様も日常的に利用されていると思います。
私もamazonや楽天、zozo、ユニクロなど大手の通販サイトはよく利用します。
そこで、通販を利用する際の注意点をいくつか。
1)通信販売にはクーリングオフはない。
これは誤解している方が非常に多いのですが実は通販には法定のクーリングオフ制度はありません。
上記に書いたような大手では普通に返品できますがこれはあくまでも「会社のサービス」であって法律によるものではありません。
ということは、一般的なところでは原則は「解約はできない」というのが普通になるわけです。
そこで、「解約ルール」「特定商取引の表記」などその業者の解約ルールを事前に見る必要が出てきます。
これは書かなければ、法定の解約返品ルールの適用となるため業者にとってはデメリットが大きく通常は書かれているものです。
ですから「まずは解約ルールをみろ!」ということになります。
2)事業者の連絡先はきちんと書かれていますか?
実はバーチャルオフィスなどの場合はここはバーチャルオフィスであって、希望によっては正式な取引主の情報を教えますよなどと書かなければいけません。
よって、事業者の情報でバーチャルオフィスでひっかかるところなのにこのような表記がないところは怪しんでください。
3)最終確認画面は慎重に!
最近気が付いたらいつのまにか定期購入になっていたのでなんとかしたいというご相談が増えています。
ところが、このような場合は大抵最終画面で定期購入の内容になっているのを見落としてそのまま進んでしまっています。
確認しにくい状況をつくっている事業者や広告表記などの問題もありますが法律上は、この最終画面で確認をとるようになっていますので、ここは非常に大切です。
「買い物かご確認はくれぐれも慎重に!」
便利な通販。
注意点をまもって利用してくださいね。
著者:特定行政書士吉田安之
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