大抵はヒルズに住居を構え、フェラーリやベンツ、高級時計に贅沢なオフィスなど金をジャンジャン使って金持ちになった外観を醸し出し、金儲けしたいという人をターゲットにして弟子にするなど誘い、数10万から100万などの費用をとっていくというモデルを構築しています。
ただ自分が過去に解除通知などをだした相手は、ヒルズにそもそもオフィスがあったが、実は調べると中の「レンタルオフィス」だった。
社長の住所地も登記上はヒルズだったが、出すと転送されて他の場所へ行ってしまった。実際には住んでない。(もちろん登記変更はしておらず懈怠)
契約書の住所も、出したら転送されて別の場所へ行ってしまった。(これも登記懈怠)
金を返しますといって返事が来るが、たったの30万円ほどでも「経理の関係で苦しくて返せないから待ってくれ」とか「クレジットカードのキャンセルは勘弁して、必ず後で返すからキャンセルしないで一度は落としてほしい」などなど。とても金を持っている人の話とは思えない貧乏くさいものばかり。
良く聞くと、契約する際の話しも、ヒルズ内の喫茶店やホテルのロビーとか。セミナーも同じような連中が集まっているネズミ講できなイメージとか。
支払も、学生ローンで借りさせてまであせって支払わせるとか。
「本当にお金を持っている人たちがこのようなことをするのでしょうか?」と疑問に思うことばかり。
全てのヒルズ族がこうではないということは言えるかもしれませんが少しでもこのようなことがあったら危ないと思うこと。
1)セミナーにやたら誘う。
2)契約を急がせる。
3)金の支払は現金で払わせて、ない場合はサラ金で借りさせてまで急いで払わせようとする。
4)他の友人も誘ったらよいとか他に誘うように仕向ける。
5)SNSなどで金儲けの話をしてメッセをするとやたらレスポンスがいい。
6)電話などでは直接連絡がとりにくい。
7)担当などの住所や連絡先が良く解らず、LINEとかしか解らない。
8)やたら成功の話ばかりする。
9)うまくいかないと、お前の努力が足りない。他は成功してるだろなどアドバイスでもないアドバイスをする。
この手のメインの被害者層は、社会経験がなく、起業を夢見ている方が引っ掛かります。
相談をしていると本当にびっくりしますが、学生ローンで払わされてもその金利概念すらないまま借りているなど、初歩の算数すらできない方も多くいます。
夢と現実は違います。
このような夢に引っかからないようにしましょう。
「他人にお金儲けの話を教える=悪質」と思っとくほうが良いでしょう。
もし私でしたらそんな方法があったら、金を集めて自分だけでそのビジネスをして一人で金儲けをします。ビジネスノウハウなど他人に明かしません。
他人に教える=儲からないモデルだということだということですね。
世の中美味しい話には、トゲがあるということです。
著者:行政書士吉田安之
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